2012年6月25日月曜日

雨にも負けず

という訳にはいきませんでした。クマは4頭確認も小雨&濃霧に邪魔されて撮影はほとんど出来ず。今日は気温も低く、長袖が必要なくらいでした。今年の夏は猛暑になる予報が出ていますが、今のところ冷夏になりそうな印象です。気温が上がらないと動物も動きが悪い気がします。梅雨なので仕方がないけれど、撮影の成果が出ないのは片道3.5時間の苦労と費用を考えると、なんとも悔しいです。



下山時に山麓を眺めていると黒い影を発見。双眼鏡で覗いてみるとクマでした。そして、小さな影も二つ確認。噂に聞いていた親仔を初めて観察できました。今まで追いかけていた親仔とは別のクマです。しばらくここいらをうろうろしているでしょうが、距離を考えるとやはり今まで追いかけていたクマの方が撮影条件は良さそうです。次回はなんとしても行方不明の親仔を撮影したい。



クマスプレー片手に藪を漕いでいるとシカが飛び出してきました。クマを意識して歩いている分、突然飛び出してくるとびっくりします。しかしながら、シカがいるということは、少なくとも近くにクマはいないはずなので、シカを見るとホッとしますね。逆にシカの死体があると要注意です。

2012年6月17日日曜日

『落石あれば』

林内に身をひそめ、対岸のクマを探していると、すぐ近くでガラガラと落石の音がしました。この時期に落石とあれば、アリなめ熊を連想するしかない訳で、おのずと心拍数が上がります。観察している限り、この時期のクマはひたすら石や岩をひっくり返しては歩き回っているので、突然のバッタリ遭遇もありえます。

クマを観たいと思いつつ、クマよけの声を出しながら、なくなく尾根を上がりました。やはり、クマの気配を近くで感じるのは、あまり気持ちのいいものではないですね。クマスプレーを過信せず、所詮は御守り程度に思っているのがいいのでしょう。

画像は、はるか対岸の崖を歩くクマ。ひたすら石をひっくり返してはアリなめをしていました。しかしながら、あれだけの巨体を誇り、なんなく崖を踏破してしまうその姿は、森の王者たる風格に満ちています。同じフィールドに立てば、根本的に人はクマには勝てないですね。




2012年6月13日水曜日

続・親仔熊



6/7,8で山に入りました。
無事に崖で佇む熊を発見。
5月末から追いかけてる親仔のクマです。






















崖から移動し始めました。
おぼつかない足取りですが、
小さな仔熊でも岩をよじ登っていきます。
母熊は時折、振り返って仔熊に目をやります。


























親仔のクマは切り立った斜面にいることが多いそうです。
雄熊が近づきにくい、または、雄熊の存在に早く気がつけるからなんだとか。
小さな仔熊でも切り立った斜面をなんなく登っていく様子を見ると、
クマの圧倒的な力強さを垣間見れたような気持ちになります。

画像は最初のやつを除いてフルハイもしくはハイビジョン動画からの切り出し。
フルHD動画を再生&編集出来るPC環境を手に入れるまで、
動画のUPは難しそうです。映像でみるとさらに面白いです。

2012年5月30日水曜日

『Mother tree』



雄熊は繁殖行動はすれど、育児には参加しない。
よって、母と仔の結びつきはとても強い。
 どこに行けばどんな食べ物が手に入るのか、
どこが安全な場所なのか、冬眠する時はどうするのかなど、
仔は生きる術を母から学ぶ。

幾多の爪痕がついたこの木を見ると、
ついこんな根拠のない想像をしてしまう。
この爪痕の持ち主たちは、母系の家族ではないのかと。
母から教わったこの木の在り方を自分が母になった時にまた仔に伝える。
そんな事が繰り返されて、この木には無数の爪痕がついた。
この一本の朴の木には、あるクマの一家の歴史が刻まれている。
もしそうなのだとしたら、なんと面白い木なのだろう。

樹皮の模様に見えるが、全てツキノワグマの爪痕


今年もクマは来ていた。






2012年5月28日月曜日

初親仔に憐憫の・・

今日はもう駄目かも・・なんて思いながら林道を走っていると、遥か対面の林内に黒い影を発見。車をとめ、双眼鏡で覗くと黒い影が動いている。クマだ。よく目を凝らすと、大きな影の足元に小さな影を確認しました。仔熊だ・・。慌てて機材を取り出し撮影に取り掛かる。この映像をずっと撮りたかった・・。これが撮りたくて何度もフィールドに足を運んだんだ。撮影開始後、すぐ雷雨に襲われてしまったけど、初めてまともに親仔のクマを撮影できた。

仔熊は、母熊から離れて走り回っていました。急斜面を転げ落ちたり、木に登って枝を噛んだり、やんちゃそのもの。前日まで親仔熊の目撃情報がなかったので、もしかしたら冬眠穴から出たばかりなのかもしれない。仔熊は初めてみる世界に興味津々のようで、とても微笑ましい。しかし、ほんの数十メートル下は断崖絶壁なので、無邪気に走り回る仔熊を見てるこっちはハラハラドキドキです。

日頃クマを見て、彼らの持つ野生の凛々しさに魅力を感じても、かわいいとは思わなんだが、仔熊は別でした。上空に目をやれば、大型のワシが飛び交う。ついつい仔熊の無事を祈ってしまいました。僕は野生の世界に憐憫の情を持ち込むタイプではないですが、今回ばかりは別でした。無事に育ってほしいなぁ。

画像はフルハイビジョン動画からの切り出し。35mm換算1560mmという超望遠。
動画でみると綺麗なんですが、やはり静止画にするとなかなか厳しい画質ですね。




さらにトリミング。月の輪が確認できますが、やはり画質の方は言わずもがな。
何をしているのかというと、若いカラマツの枝を噛んで遊んでいます。






















GH2 G Vario 100-300 EXテレコン動画切り出し。

2012年4月29日日曜日

丸々

今年もいよいよクマシーズン到来。

圧倒的な存在感。
冬眠明けのクマなのに丸々太っている。
果たして冬眠前は一体何キロあったんでしょうね。
出てきたばかりの草本を食べていました。















LUMIX DMC-GH2 + LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 / MEGA O.I.S. EXテレコン動画切り出し

2012年2月4日土曜日

冬眠穴

奥多摩にてクマの冬眠穴を発見しました。
残念ながら気配を読まれて逃げられてしまいました(安全な距離)



中にはヒノキの樹皮が敷き詰められていて暖かそうでした。