2016年4月6日水曜日

ブログの移行

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Wildlife Ecography
http://ursidae0111.blogspot.jp/

2013年12月14日土曜日

張りついて

いつ見ても驚きます。

そんな所で佇んで、一体何を考えてるのかな? 
今年一年、面白い姿を見せてくれてありがとう。


2013年12月9日月曜日

冬の季節


冬眠入り直前のツキノワグマ。

そんな切り立った崖をよじ登って、
いったい何をしているのかな?

晴れ日に舞う雪・・。
そんな日に、君に会えたことがとても嬉しいです。






2013年12月5日木曜日

どアップよりも・・
















望遠撮影をしていると、ついつい画面いっぱいにクマを映したくなります。
でも、僕が撮りたいのは、クマの驚異的な一面であって、
どアップの映像ではないんですよね。
クマの顔をどアップで撮っても、見てる人は面白くないだろうし。

今年は、機材を一新して1200mm~一万mmオーバーの撮影が可能になりました。
ついつい、望遠で撮ってしまいがちですが、クマの生態を記録するには、
引きも大事なんだよなぁ・・と、撮影データを見て思います。

下の映像は、去年撮影したものですが、
個人的にすごく面白い映像が撮れたと思っています。
あんなに大きな体をして、
こんな急峻な崖をいとも簡単に歩いちゃうんだから。






動画リンク


2013年11月25日月曜日

冬眠の準備。 撮影を振り返って・・。

ご無沙汰しております。

今シーズンも終了間近で、
クマたちは一日の内、ほとんどを寝て過ごしています。
今年は、ミズナラの成りが比較的良く、
太りに太ったクマをよく見かけます。
来年の春には、仔グマを連れた親仔の撮影が
出来るのでは・・と期待しています。

今年は、目標だったミズナラのドングリを
食べるクマも撮影でき、半ばあきらめていた
クマの冬眠行動も映像におさめることができました。

時系列でいえば、ドングリ熊を先に
UPした方がよいと思うのですが、
まだきちんと編集していないので、
冬眠行動の一部をUPします。

7000mmオーバーの撮影なので、
ノイズも解像度もひどいですが、
面白い行動を撮影することができました。






これをもって、一通りのクマの生活、
クマの春夏秋冬を映像におさめることができました。
もちろん、繁殖行動やドングリ後のズミの実など、
撮影出来なかったkey featureも
まだまだ沢山ありますが、
熊に携わって5年、本格的に撮影を始めて2年で
ここまで撮れたなら十分じゃん・・と、
自分に言い聞かせています(-.-)
果たして、来年は撮影に通えるだろうか・・。

僕の撮影に対するモチベーションは、
なぞに包まれたツキノワグマの生態を
映像という誰もが見れる形で
明らかにしたい・・というところからでした。

本格的な動画編集ソフトをまだ導入していないので、
公開はもう少し先になると思いますが、
謎に満ちたクマの生態を上手くまとめて、
近いうちに公開できればと思っております。



2013年10月20日日曜日

春先のうたたね(ツキノワグマ)


枝先でちょこんと。

もやが立ち込めて、かすむ山の肌に見つけたクマ。


はるか遠いクマだけど、こういうクマを見つけられるととても嬉しい。
肉眼ではありんこのようなクマだから、寝ているクマを見つけるのは凄く難しい。

人知れず、ひっそりと生きるクマ。
そんなクマを見つけられたんだから、そりゃあ嬉しい。
春先に、いったいどんな夢を見てるのでしょう。


【動画リンク】

GH3+G Vario 45-175mm+TSN 774(撮影は、35mm換算で2000-3000mmぐらい)

2013年9月30日月曜日

知床へ

ご無沙汰しております。
気が付けば、ブログの更新を2か月も
ほったらかしにしておりました。

いつの日か、知床に行って、
野生のヒグマを見てみたい・・と思っていました。
なかなか長期の休暇が取れないのですが、
今回は6日間も休みを頂くことができ、
念願の知床に行ってきました。

初日は、知床在住の先輩にご案内してもらい、羅臼の方に。
海岸線を歩き、観音岩まで歩きました。
道中で見つけた川では、カラフトマスの遡上する姿が見え、
今更ながら北海道に来た実感を噛みしめました。


北海道といえば。






















日本で、こんな風景を見られる場所は、知床の他ににあるのでしょうか。





















3日目以降は、ブログがきっかけで知り合ったSinhさんにお世話になりました。
Sinhさんが撮影したヒグマの写真は、今までのクマの写真の概念を覆すものでした。
いったいどうやったらこんな風にクマの写真が撮れるのだろうと・・。
そんなSinhさんのブログはこちら。

ほんの少し山に踏み込むだけで、人の世界から遠く離れてしまう。
人の領域は瞬時に消えて、ヒグマの領域に変わってしまうが知床の自然の凄さ。
その懐の深さが如何に凄いものなのかは知ることが出来たけれど、
それがどれほど深いのか・・は、一生かかってもきっと知ることは出来ないのでしょう。

カラフトマスが遡上する川。





















この写真↑は、Sinhさんに撮ってもらいました。

  
とてもきれいなカラフトマス。


ホッチャレと呼ばれるカラフトマスの死体。
栄養価の高い頭部や腹の部分だけ食べる個体が多いようだ。
こういったヒグマの食べ残しも多くの生き物の糧となっていく。

そう簡単には撮れないと思っていたけど、その時は突然訪れました。
まだまだ小さな個体ですが、僕にとっては特別なクマになりました。
またいつか出会えるといいなぁ。



撮影の帰り。有名なプユニ岬から。





















滞在後半には、船にも乗りました。
船から見た景色は、本当に雄大で、知床がいかに大きいか・・
それがよく分かりました。


夕暮れに染まる知床連山
























この度の知床旅行では、本当にたくさんの方にお世話になり、
目標だったヒグマ撮影にも成功する事が出来ました。
ありがとうございました!